フリーウェア
PalmOS3.5以上用です。
祖父の邸宅を訪れたあなたは、ワインセラーの中にあった使われていなさそうな暗い通路を見つける。
その通路から中に入ると、そこは迷宮のようになっていた・・・。
３Ｄ視点で迷路内を歩き回り、規定の数のアイテムを見つけるゲームです。
画面タップまたはハードボタンで迷路の中を自由に歩き回ることができます。
迷路はかなり凝っていて、ハシゴや階段はもちろんのこと鍵がないと開かない扉やトラップ、水中探索など、非常にバリエーションに富んでいます。
アイテムはその上を通ることで取ることができ、見つけなければならないアイテムとボーナスアイテムがあります。
見つけなければならないアイテムを全て見つけることが目的ですが、落とし穴に落ちたり行ける道が無くなったりしたらやり直すことになります。
高いところから落ちても平気なので、ゲームオーバー的な行き詰った状態になっているかはある程度自分で判断しなければなりません。
（警告を表示してくれるガイコツを取ってしまったら、たいていダメみたいです）
マップデータは３種類用意されていて（2006/07現在）、遊びたいデータのみをゲーム本体と一緒にインストールします。
迷路の広さや取る必要があるアイテムの数が違います。
最新の迷路データ（V3.0）はデータが約1MByteあり、相当難しそうですがこのデータのみ途中セーブができるようになっています。
地図を表示する機能は一切無いので、かなり歯ごたえのあるゲームです。
オプション設定で座標位置を表示できるので、地道に自分でマップを書いて探索してみるのも面白いかもしれません。
[2009/11/01追加]Webサイトが移転していたのでリンクを修正しました。V5.0まで出ていて256色カラーにも対応しています。
シェアウェア（15.95ドル）
PalmOS5以上のハイレゾ機種専用です。
（Palm TXで動作確認、CLIEは未検証）
画面に表示されるグラフィックを頼りに、行動を選択しながら進めていくアドベンチャーゲームです。
とある銀河における、とある時代。
あなたは見張りの笑い声を聞いて目を覚まします。
あたりを見ると牢屋の中。
しかし、あなたは自分が誰なのか、ここがどこなのかを何も覚えていません。
見張りに話を聞いてみると、あなたは王(King)だと言うのですが・・・。
あなたは牢屋を脱出して城を探索し、自分が何者なのか、そして自分は何をすべきかを見出していきます。
基本的な操作方法ですが（ボタンでも操作できるみたいですがスタイラスがわかりやすいです）、スタイラスで画面上の物などをタップすると目と手の形をしたアイコンが現れます。
このとき、目のアイコンをタップすると指し示した物（または場所）を見ることができ、手のアイコンをタップすると何らかの動作を行えます。
動作は物によって変わってきますが、何をしたいかは画面に選択肢が出るのでタップして選ぶだけの簡単操作です。
手に入れた物は画面右下の枠内に表示され、最初に枠の中にある物をタップしてから画面上の物（または場所）をタップすると持っている物を使うことができます。
画面上の青い矢印は自分のいる場所を示しています。
移動できる場所があるときは出口のアイコンが表示されるのでそれをタップして手のアイコンを選ぶと場所移動ができます。
画面左下のハートマークは自分のライフで、不適切な行動を取ったら減っていき、無くなるとゲームオーバーになります。
得点システムがあって、ハイスコア上位は記録されます。
（ライフ表示の右に自分が行動した回数が表示されるので、この値も得点に関係してるかも）
タイトル画面を見る限り、お姫様っぽい女性の前で、鎧を着た自分ともう一人が戦う姿が描かれていて、しかもゲームの題名が「The Final Battle」なので、ある程度は物語の進む方向が推測できます。
（試用しただけなので、全然違う話だったらごめんなさい、まさかそんなことは無いと思いますが）
昔懐かしいテキストアドベンチャーゲームの世界がちょっとパワーアップした感じの雰囲気と（原作はテキストアドベンチャーっぽいことがマニュアルに書いてあるみたい）、操作が簡単な点が良いと思いました。
英語（以外にも数ヶ国語が選べます、日本語は無いです）のメッセージが一定時間表示された後は消えるので、ある程度語学力がないと読み進めていけないかもしれません。
シェアウェア（630円）
PalmOS5以上のCLIE専用です。
1970年代のマイアミ。
小さな探偵事務所を営むミルズ・バードマンの元に持ち込まれた、一件の依頼。
あなたはミルズ・バードマンとなり、宝石店から盗まれた１枚のプレートを探します。
コマンド選択式のアドベンチャーゲームです。
ジョグダイヤルやスタイラスでコマンドを選んでゲームを進めていきます。
セーブは３箇所で可能。
宝石を見せるときの置き台として使っていた、宝石が散りばめられたプレート。
並べた宝石は盗まれず、なぜプレートだけが盗まれたのか？
その謎を探るため４つの街の様々な場所を回ります。
あなたの活躍で事件を解決してください。
「モダンアドベンチャーゲーム」と銘打たれた独特の世界観、グラフィックが特徴です。
購入して遊んでみましたが、休憩をはさみながらゆっくり遊んでみて半日程度かかりました。
MEEのアドベンチャーゲームより若干長いくらいのボリュームではないでしょうか。
操作性もよくストーリー展開もしっかりしており、全体として良作に仕上がっているといえます。
シリーズ化されるとしたら次回作にも期待できるので応援したいと思います。
ある程度試用もできますので、PalmOS5のCLIEユーザーで気になった方はぜひ遊んでみてください。