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日本語環境


日本語入力


Mini's IME

Mini's IME

Web:ミニーの資料室
レビュー時のバージョン:1.4.0
フリーウェア
日本語変換入力をしたテキスト内容を他アプリに貼り付けることができる日本語IMEソフト。
入力したテキストを漢字、ひらがな、カタカナといった日本語に変換できます。
さらに、入力したテキストをコピーして、他のアプリに貼り付けることができます。
つまり、他アプリ上での日本語入力ができるわけではなく、あくまでもこのソフトを使って入力した日本語テキスト内容をコピーすることで、他のアプリに渡せるという仕組みになります。
ただし、手動でテキストをコピーする操作は不要で、他アプリに切りかえようとするだけで自動的に入力したテキストをコピーしてくれます。
よって他アプリに移ったときに、ペースト操作だけすればよいということになります。
公式な日本語環境がまだ無い中、ここまでのシステムを構築されたミニーさんに敬意を表します。
使う際はあらかじめ、海外版webOSマシン本体に「Mini's Japanese Quick Setup」など非公式の日本語環境を設定しておく必要があります(多分、もしかしたら不要かも)。
後で紹介している「もじもか」の説明内で、2つのアプリの利点と欠点について述べているので合わせて参照してください。
(2011/03/20 , Palm Pre , webOS 1.4.5)
もじもか for Palm webOS コンセプトバージョン



Web:ざわざわの半径ウェブ
レビュー時のバージョン:0.1.6
フリーウェア(MIT License)
ネット上の日本語入力サービスを利用して、webOSマシン上で日本語入力を実現するソフト。
Yahoo!やGoogleなど、インターネット上で利用できる変換サービスを利用して、日本語入力できます。
先に紹介した「Mini's IME」と同様に、入力したテキスト内容を自動でクリップボードにコピーしてくれるなど、似通った機能も多々あります。
「Mini's IME」と比較したときの「もじもか」の利点と欠点は現状以下の通りとなります。
利点は、まず第一に変換効率が良いことです。
これは外部の専門サービスを利用しているためです。
「Mini's IME」はそれ自体が持っている辞書のみを使うので、変換精度が悪い時があります。
次の利点として、機能が豊富なことが挙げられます。
一言で説明できる量ではないので、詳しくは作者のWebサイトの説明を参照してください。
さらなる利点として、「extentionモード」という、他のアプリ上でも日本語入力を行える実験的なモードを装備している点があります。
ただし「extentionモード」はwebOSのシステムファイルを一部置き換える等の高度な技術を使った事前準備が必要です。
詳細説明は作者のWebサイトに記載されていますので、読んで内容を理解できる方は挑戦してみてもよいでしょう。
「extentionモード」を使うと、ほぼインライン変換のような感覚の日本語入力環境が構築できます。
続いて欠点ですが、まず、ネット上の外部サービスを利用するため、使う時はwebOSマシンが常にネット接続できている必要があります。
当然ながら、かな漢字変換の速度はそのネット接続の速度に依存するので、変換に時間がかかる場合もあります。
次に、外部のサービスに平文(=暗号化されていない文章)を送信するので、セキュリティ的に注意が必要です。
例えば会社や個人の秘密事項を入力する時などには、何らかの方法で第三者がその内容を知り得てしまう可能性があるので、使わなほうがよいでしょう。
以上の特性をよく理解した上で、「Mini's IME」と「もじもか」を併用するなどの利用者側の工夫が求められているのが現状です。
公式な日本語環境がまだ無い中、ここまでの高度なアプリを早い時期に提供されたhankei6kmさんに敬意を表します。
(★注意:このレビューはwebOSエミュレータで使用した感想を書いています。よって実機で操作した場合とは動作や使い心地が記載内容と異なる可能性があります)
(2011/04/10 , webOSエミュレータ , webOS 2.1.0)
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