NAS Serizawa's Collection
もはや言葉はいらないと思います。
5年間の物欲(?)が生んだコレクションの中から
今となってはもう、他では見られないものを
中心にまとめました。
Palm III
ここから「大阪Palm III」の歴史ははじまりました。
5年前に買った、Palm III(英語版)です。
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これは初期の頃の箱です。
後で白い箱に変わったりしましたよね。
残念ながら(?)白い箱の方は持っていません。
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シンプルで地味な外観
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モノクロ液晶は今となってはかなり見にくいです。
しかし、電池は持つし、ハードボタンはゲームが遊びやすいし、
いいマシンでした。
Palm IIIe SE
廉価版として登場したPalm IIIe。
中でも限定版のSpecial Editionは
当時は珍しいトランスルーセントで話題を呼びました。
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箱もしっかりトランスルーセント。
中に入っている説明書が透けて見えている。
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箱の裏面。
ハードボタンとクレードル、スタイラスは黒いタイプで残念。
廉価版なので仕方が無いか。
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本体。
Graffitiエリアとハードボタンは手を加えています。
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3Com純正でトランスルーセントが出た。
それだけで話題になりました。
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Graffitiエリアはシール貼っています。
これは当時Silkyboardを使用していたためです。
ボタンは大谷氏のボタンに換えています。
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裏面もしっかり透けてます。
構造がだいたいわかります。
究極のTRGpro
○ニーに対抗するため?に密かに改造されたTRGproです。
Palm III系が好きな者にとっての究極のPalmIIIを目指しました。
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究極のTRGpro。
おかげさまで大反響。
海外のサイトでも取り上げていただきました。
後に出たHandEraの仕様に影響を与えたとか与えてないとか。
詳しくは当時のページ「これが究極のTRGproだゾウ!」
をご覧ください。
海外から問い合わせが多数来たので、このページだけは
急遽英語ページも作りました。
今だから言えますが、当時は海外から、
「(当時のレートでの日本円で)15万くらいで売ってくれ」
とかいうメールも来てました。
今あらためて英語ページ読むとかなり笑えますね。
暗闇の中で「Rays」を遊びたかったんや、とか英語で力説してますね。
ほんまにアホですね。
ボタンコレクション
Palm III系のボタンを中心に自作されていた大谷氏。
その美しさに惚れ、集めていた奴がいたんです。
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これだけ集めてしまいました。
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シールまできれいに作られています。
これも芸術品。
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どの色も手抜きなくシールが作られています。
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全色取り出してみたところ。
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はじめて見た人は純正のボタンと間違うのでは?
完成度の高いボタン。
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残念ながら今はもう手に入りません。
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赤も素晴らしい色です。
「宝石」のようです。
ゲームコレクション
思えばたくさん買ったなあ・・・。
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買ったパッケージゲーム(の一部)。
残念ながらシェアウェアのゲームはどれだけ買ったかを
お見せできません。
(というか購入合計額とか自分で見たくない・・・)
PalmOS5が出てから、パッケージゲームは出しにくくなったようです。
(OS5対応をあきらめているメーカーも多いですよね)
OS5用のパッケージゲームを発売してくれるメーカーが
出てくることをゾウは夢見ています。
Redコレクション
赤いPalmが好きで集めてました。
(Visor Neoだけ無いなあ)
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左からCLIE PEG-T600C、Palm m505、Visor Edge
CLIEだけ日本語版です。
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CLIE PEG-T600Cのセレブレーションレッド。
限定発売でした。
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Visor Edge(英語版)の赤。
出たときに色を見ただけで欲しくなった一品。
日本語版まで待てませんでした。
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Visor Edge(英語版)の赤を開けたところ。
ハードボタンの質感も最高でゲームが遊びやすかった。
でもCPUが速いせいで昔のゲームが高速になりすぎた(笑)。
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Palm m505(英語版)のクリスマス限定バージョン。
色を見ただけで思わず購入。
いまだにこの機種だけはどこへ持っていっても大人気。
買われた方が少なかったのでしょうか。
HERMES CASE for PalmV
一目見て、色が気に入りました。
でも、買うときにはさすがに2週間迷いました。
2001年1月に12万円で購入。
Visorの衣装部屋にて、あらためてレビュー予定と言っておきながら
何もしていなかったので、今回お詫びの意味も込めてレビューします。
昔、Joe-Palmにもさりげなく持って行ったなあ。
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きれいな箱。
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箱の文字拡大。
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箱を開けたところ。
丁寧に何重にも紙が重ねられています。
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PalmV(英語版)を装着したところ。
ケースを手で触ったときの感触がたまらなくいいのです。
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ケースの文字
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PalmVを外したところ。
PalmVは裏面にポッチがあるのでその部分だけケースがへこみました。
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PalmVを固定する棒にも「HERMES」の文字が
私は普段ブランド物なんて買いませんし、素人なので
このケースを買ってからしばらくして、某革ケースの師匠のもとへ
持って行きました。
そして、このケースの何がすごいのかを説明していただきました。
それによると、
1.革がすごい!
HERMESは世界中の上質の革を独占しているので、
普通にはめったに手に入らない素晴らしい革を使っている。
この革もすごい!
2.縫い目がすごい!
師匠に「どこから縫いはじめているかわかりますか?」と聞かれました。
えっと、えっと、・・・・・・・縫いはじめた場所がわからない!
師匠曰く、「縫いはじめがわからないケースほど高級」とのこと。
多分これが縫いはじめた場所だろうと師匠に教えていただいたのですが、
家に帰ってから見たら、すでにどこかわからなくなってました。
そのくらいすごいということらしいです。
もちろん、機械縫いではなくすべて手縫いらしいです。
このページの写真はクリックすると拡大しますので、
縫い目をじっくりとご覧ください。
3.PalmVに固定する部分がすごい!
PalmVに固定するために棒を縫い付けてあるのですが、
この棒の縫い方が綺麗とのこと。
専門の職人が半日〜1日くらいかけてやっているのでは?との感想でした。
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棒の部分の縫い方も美し過ぎて言葉が出ず。
4.裏も手抜きしていないのがすごい!
右側はポケットになっているのですが、なんと
裏側も表と同じように革が貼ってあり、きちんと縫われています。
これにはさすがの師匠もうなっておりました。
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わかりにくいと思いますが、裏側までも革が使われ、
しかもきっちり縫われています。
(普通は裏にここまで労力をかけないらしい)
以上、素人の私が見ても全然わからないことを
師匠には詳しく解説していただきました。
ありがとうございました。
はっきり言ってこれだけのすごい技術が見れたということで
買ってよかったと思っています。
「NAS芹沢コレクション」いかがでしたか?
どれも私の大切な宝物です。
これからも増えていく・・・のかな?
2003.08.17 NAS芹沢
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